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ギュンター・ヘーグ教授最終講義「生の様式としての身振り」
特別展示”Into the wild”
Abschiedsvorlesung von Prof. Dr. Günther Heeg »Die Geste als Lebensform«
Sonderausstellung „Into the wild

主催
ライプツィヒ大学演劇学研究所
開催日
2017年12月5日(火)
会場
ライプツィヒ大学演劇学研究所

概要

2017年12月5日ライプツィヒ大学演劇学研究所にて、同所長ギュンター・ヘーグ教授の最終講義「生の様式としての身振り」(ドイツ語タイトル:Die Geste als Lebensform)が行われました。

グローバリゼーションと原理主義という二つの社会的潮流において、いかに近代の理念を放棄する事なく人間の共生が可能になるかという問題意識に基づき、「越境文化的演劇」という視点・思考モデルの重要性が指摘されました。
特にそのモデルの鍵となる「不安定性」「反復」「異他性」「中断」「超越の力」という諸概念について、具体的な文化芸術実践との関わりの中で詳しく論じられました。

 同講義記念の特別展示では、平田ゼミはじめ世界各国の研究者からヘーグ教授に贈られた祝辞が紹介されると共に、研究所全体が学生や教員有志による展示会場として開放されました。
会場の一部では、平田ゼミのメンバーによってエッセイ、ビデオインスタレーション、朗読パフォーマンスが発表されました。

 この最終講義および特別展示では、ライプツィヒ大学演劇学研究所と平田ゼミとの強い学術的パートナーシップが強調されると共に、それが具体的成果に結びついている事が研究所内外の参加者に示されました。

報告:寺尾



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