芸術と労働のはざま
――パフォーマンス芸術家トーマス・レーメン氏を迎えて
主催
科研プロジェクト「越境文化演劇研究――異他の視点からの演劇文化論」
開催日
2017年10月12日(木)
会場
慶應義塾大学三田キャンパス 南館5階ディスカッションルーム
科研プロジェクト「越境文化演劇研究――異他の視点からの演劇文化論」
開催日
2017年10月12日(木)
会場
慶應義塾大学三田キャンパス 南館5階ディスカッションルーム
概要
ベルリンを拠点に舞踊とパフォーマンスアートの領域で活動するトーマス・レーメン氏をお招きし、自身の最新の活動についてお話しいただきました。
芸術プロジェクト「仕事が欲しい? ならアートを作ろう!」は、ドイツの町オーバーハウゼンに「芸術労働」事務所なるものを設け、賃金を払う代わりに芸術活動を行ってほしいと市民に広く呼びかけるものです。
ここで言う芸術活動とは、町や人々のために行う目的のもとに行われるのであれば、内容は特に限定されません。
氏は、アート市場においては決して価値が見出されないような芸術活動をさかんに促し、町に新しいコミュニケーションを創造したのでした。
これを通じて、労働としての芸術活動を改めて問うものでした。他にも新たなコミュニケーションの創造をめぐる氏の活動について、多くの記録写真を通してお話しいただきました。
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