翻訳書『越境文化演劇』出版のお知らせ
演劇学者でライプツィヒ大学名誉教授ギュンター・ヘーグ氏の著作Das transkulturelle Theater (Theater der Zeit社 2017)をゼミ員(石見舟、北川千香子、栗田くり菜、津﨑正行、針貝真理子、平田栄一朗、三宅舞他)で翻訳し、三元社より書籍『越境文化演劇』として上梓しました。
本書は、経済一辺倒のグローバル化と、それに対抗する自国一辺倒のナショナリズムあいだに挟まれた昨今の世界情勢において、これらと一線を画す未来志向のオープンな共同体を想像可能にする演劇の意義について、さまざまな事例から論じています。
三元社のHPでは次のように紹介されています。「演劇の遊戯性が原理主義の幻想を解体する。グローバル化と原理主義が絡み合う世界で、多文化主義をさらに超えた、異他なる者との共生を導く実践と思考」
書籍情報は以下にご確認いただけます:http://www.sangensha.co.jp/allbooks/index/597.htm
